♥ 観光列車「雪月花」・黒部・氷見・高岡
2019.5.12~14
¶ 一日目 リゾート列車「雪月花」に乗車
「雪月花」は越後ときめき鉄道の妙高はねうまライン(旧JR信越本
線)上越妙高駅から妙高高原駅へ、いったん折り返して直江津駅へ、
そしてまた折り返して日本海ひすいライン(旧JR北陸本線)を糸魚川
まで走るお食事付きの観光列車です(逆コースもあります)。
新幹線なら15分前後、越後ときめき鉄道で乗り継いでも1時間前後の
ところを3時間近くかけて景観と食事を楽しみながら走ります。
≫「雪月花」MOVIE
・二本木駅スイッチバック 6:04 ・妙高と山里 車窓風景 5:38
まずは北陸新幹線で上越妙高駅へ
越後ときめき鉄道上越妙高駅に 「雪月花」が入線します
側面のロゴマーク
車内の様子 いすは妙高や日本海側に向いています (向かい合わせの席もあります)
運転席の後ろは一段高い展望ハイデッキ
ご案内や食事のメニューです 午前便はフレンチ・午後便は和食です
スイッチバックの二本木駅 駅舎や雪囲いなどが国の登録有形文化財に指定される予定です 詳しくはリンク参照
19分の停車時間に車掌さんが案内 してくれるミニツアーがあります スイッチバックの様子は動画でどうぞ(↓)
昔の運賃表が展示してあります 東京まで¥2,900 現在では約2倍の¥5,700
咲き残りの桜と駅舎 駅舎は明治43年(1910)築
先頭のロゴ
二本木駅を出発すると妙高連山が 車窓に拡がります
ランプとウェルカムドリンク
妙高アップ
関川の蛇行
妙高高原駅に到着
長野との県境の駅です ここで折り返します
構内の水路にコイが泳いでいました 川とつながっていて自然に住みついたそうです
¶ 二日目 黒部峡谷鉄道(トロッコ)で欅平往復
黒部峡谷鉄道は黒部川の電源開発のため昭和12年に欅平までが開通
しました。その後昭和4年から「便乘ノ安全ニ付テハ一切保證致シマセン」
の条件付きで旅客営業を開始。昭和26年に一旦中止となりましたが、昭和
28年はれて旅客営業運転が開始されました。
小学校の時に一度親に連れられて乗りましたが一般営業開始まもなくだっ
たんですね。
切符と車両紹介(黒鉄HPから) テツのわたしゃ当然オープン普通車 追加払って窓付きに乗る気はしません
ここから車窓からの写真(窓ないけど) 新柳河原発電所 ヨーロッパの古城をイメージ 車窓動画は下の方にあります(↓)
猿のつり橋 ダム湖におさるさん専用の吊橋が架かっています
黒薙駅からの後曳(あとびき)橋 あまりの高さに後ずさりしたらしい
後曳橋の上から
反対側の水路橋
「出し六峰」 沿線の見所はリンク先(黒鉄HP)をご覧ください
「ねずみ返しの岸壁」
トンネルは岩肌のままのところがあります (セメントは吹き付けてあります)
積雪時用の歩道トンネル ここを歩いて奥まで行くのはタイヘンですね
鐘釣駅 下の動画の中で室井滋さんが説明してます
欅平に着きました
予定していた「猿飛峡」へは行けませんでした シーズン初めで整備がまだのようです
奥の雪山は「サンナビキ山」だそうです
「人喰い岩」 「立ち止まらないでください」とありました
「名剣橋」 この先に「名剣温泉」とか「祖母谷温泉」とかあるようですが・・・
こちらも通行止め
駅周りを散策してランチタイム 「白エビかき揚げうどん」
屋上展望台から「奥鐘橋」
欅平駅 戻りの宇奈月行きです
≫「黒部峡谷鉄道」MOVIE
・新山彦橋を始発前の業務用列車が通過
・鐘釣駅でのスイッチバック
・戻りの宇奈月行きが欅平駅に入線
・宇奈月行き車内から 鐘釣駅到着
(閲覧注意 メチャ揺れます)
5:43
¶ 「雪月花」は折り返して直江津経由で糸魚川へ 魚津の蜃気楼(?)
「雪月花」は妙高高原駅で折返して直江津に 向かいます 奥の電車は軽井沢までのしなの鉄道ですね
駅からの妙高ちらり
ここからはお昼の時間です 散弾銃・・・じゃない三段重のおでまし
結構量があります おいしいです 腹いっぱいになりました
地元産のワインもいただきました 「岩の原ワイン」 車内への持ち込みも持ち出しもOUT
でざーと
車内のしつらえはこんな仕掛けもあって楽しい デザインは川西康之氏:千葉大建築学科の出身
直江津駅に到着 ホームが長い! 国鉄全盛時代を思わせます ここでまた向きを変え終点糸魚川に向かいます
おみやげ カステラとお米 謙信公の兵糧米(?)
糸魚川駅に到着 お疲れ様 車内はカーテンおろして午後便の準備です
ここからは、越後ときめき鉄道の 普通列車と・・・
あいの風富山鉄道を乗り継いで魚津まで
魚津では乗り換え時間を利用して 「蜃気楼 展望の丘」へサイクリング 山は見えましたが・・・
残念ながらしんきろうは お出ましにならず・・・
「蜃気楼見られんだちゃ証」(左)をいただきました となりの「埋没林博物館」を見学
水中展示や・・・
乾燥展示を見せていただきました
埋没林について詳しくは リンクを参照してください
魚津から富山地方鉄道(ち鉄)で宇奈月へ 今夜は宇奈月温泉で一泊です
この日の宿は新山彦橋が望めるという触れ込みの部屋(棟)を予約したんですが、最初に案内された部屋からは全然見えず、頼んで別室に変えてもらいました(空いてるのにね)
左の写真は最終列車をロビーのバルコニーから撮ったもの
≫「黒部峡谷鉄道」おまけ
・鐘釣駅でのスイッチバック ボツ編
シーン①:ホームに怪しき影1.5人
シーン②:しんせつなおじさんと
親しげな虫さん
シーン③:劇的な幕切れ
2:36
¶ 三日目 氷見と高岡散策
最初の予定は富山へ戻って「富岩(ふがん)運河クルーズ」と「富山
ライトレール:ポートラム」を楽しむ予定でしたが、船が月に一度の
お休みとあって高岡市街をレンタサイクルで散策
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街 残念ながら氷見ぶりの季節ではないので 自分土産に「ぶりハム」を購入
氷見駅のJR西日本タラコちゃん:キハ40系で氷見線を高岡に戻ります 途中名勝雨晴海岸のわきを通ります
雨晴海岸からはこんな景色が・・・ ・・・見えるはずだったのだ!!! → 富山県のHPから借用
義経岩(車中から)・・・立山見えねえ😢 義経が落ち延びる際に雨宿りしたとか・・・ このあと笹川流れの方に落ちていくんですね
高岡ではまたまたレンタサイクル 何はともあれ「高岡大仏」
高岡城跡です 射水神社
山町筋は土蔵造りの街並み 重要伝統的建造物群保存地区(重伝建) 筏井家(いかだいけ)住宅 県指定有形文化財です
富山の公共施設はみんな火曜休みのようです (ミラーガラスに気付かず 自転車降りろ~)
富山銀行 現役です
佐野家住宅 こちらは国登録有形文化財
郵便局もなまこ壁 (歴史的建造物ではなさそう)
高峰譲吉博士の生家跡は公園になっています 博士は「タカジアスターゼ」などで有名ですが、黒部の電源開発の先駆者でもあります
金屋町は高岡鋳物発祥の地です 千本格子の家並みが残っています
こちらも伝統的建造物群保存地区です
金屋町の近くに旧南部鋳造所の跡があります 駐車場の真ん中にポツンとあります
キューポラ なんと平成12年まで使われていたとのこと
金屋町へ続く橋(鳳鳴橋)に立派な鳳凰がいました 当然鋳物と思われます このころからポツポツパラパラ
急いで高岡駅に戻った後は土砂降り 予定していた瑞龍寺等の見学はあきらめ駅で食事と土産物探し この度の旅はここで終了
≫日本海MOVIE
山の動画ばかりだったので、日本海の
景色もご覧ください
・雪月花終点 糸魚川付近
・越後ときめき鉄道の親不知駅付近
・JR氷見線の雨晴(あまはらし)海岸
(義経伝説で有名です)
4:43