¶ 迎賓館 赤坂離宮
♥ 迎賓館(赤坂離宮)を見学してきました。 (2016.08.25)
迎賓館(赤坂離宮)は、明治以降の建築として初めての国宝です。もうひとつは2014年に指定された富岡製糸場です。
明治中期、結婚間近の皇太子(後の大正天皇)の新居(東宮御所)を造るべく、当時のトップ建築家片山東熊が、1年以上にわたる欧州視察を経て全身全霊をかけて設計に取り組み、明治32年から10年の歳月をかけて完成しました。
西欧に負けない宮殿建築を造れェ…ということで、当初予算の倍以上をかけて(最近も聞いたような…)完成し、明治天皇に完成写真集をお見せしたところ、質素倹約を旨とされた明治天皇はひとこと「贅沢である」とピシャリ。これでは皇太子もお住まいになるわけにいきません。がんばりすぎちゃった片山東熊はがっくり。このあと仕事に身が入らなくなり6年ほどして亡くなってしまいました。かわいそうですね。
その後も紆余曲折がありましたが、関東大震災にもびくともしなかった名建築は、昭和49年国賓をお迎えする施設として改修が施され、サミット等で活用されています。このとき和風別館も新築されました。
ことしからは通年で一般公開されるようになりました。使ってない時だけです。一般庶民にはなかなか縁のない建物だけに、是非見にいらっしゃってください。インターネットで予約を受け付けていますので(先着順)、申し込んでおけば並ばずに入れます。朝一番(10:30)の「和風別館見学」コースがVIP待遇みたいでお勧めです。
建物内部の写真撮影は禁止されていますのでありません。内部写真はこちらでご覧ください。
正門です。 元々黒かったんですが、改修に際し、親しみやすく ということで白く塗られました。
正門 上部 菊のご紋章
前庭から正面前景 24㎜広角でも、入りきりませぬ
木の間から
一般の方はこんなに並びます。和風別館コースはこちら側。 定員20名(この日は15名)ですからスイスイです。
五七の桐バッジ 和風別館コース専用! ガイドさんが引率して説明してくれますよ。
セキュリティチェック 空港並みです
エリザベス女王の植樹 イングリッシュオーク 和風別館への途中にありました。右のでかい木です。
和風別館 「游心亭」 鯉がたくさん! (トランプさんがエサをぶちまけたとこですね)
水面の照り返しが軒裏にゆらめいています。 ここから室内へ:撮影禁止です。
本館主庭の噴水
角度を変えてもう一枚 それにしてもこの日は暑かった
アップ てっぺんの皿にはみずたまってるのかな?(クダラン!)
こっから先は・・・赤坂御用地 東宮御所や秋篠宮邸があります。もちろん入れませぬ。
本館 左奥の四角く高いのは赤坂の某建設会社の本社です。
正面玄関です
アップ
もっとアップ 鎧武者がにらんでます。日本だからね!
両サイドのドーム:ちょっと異質な・・・ キングギドラ???
脇玄関の庇 これもまた・・・南欧風というか・・・
(和風別館ガイドツアーはこのページが親切
で詳しいですよ こちらからどうぞ )
※結論
われらの口には、ちはら台のケーキ屋さんや「マコロン」のほうが、マッチしてたみたい…
♥ このあとお昼は抜いて、かねて狙いの銀座のダロワイヨへ
ケーキビュッフェやってますが\3,500では元が取れそうもないので、単品でチェック
DALLOYAU 銀座本店
目移りしまくり
モンブラン(左:よくあるやつとちょっと違う)とシューキュービック(右:四角いシュークリーム)をチョイス
連れは、「ペッシュべルアルマン」なるパフェ
おみやげ(自分用)にその名もすばり「ダロワイヨ」 と有名な「オペラ」
さらに名物マカロン購入 (昔の「マコロン」がなつかしい・・・)
なれ親しんだご近所のやつ (メールシュパイゼさん)
本家(?) マコロン KAKAKU: マコロン一袋 < マカロン1ケ